○○町の○○○科クリニック。おだかクリニックです。

治療方針

当院では専門性を生かして、丁寧に診療することをモットーにしています。 そのため問診や診察などに多少お時間を頂いておりますが、それらも踏まえ患者さんに理解して頂けるよう、わかりやすい説明を心掛けております。 今まで自分の病名がわからなかった、という患者さんも時折見かけますが、当院では丁寧に説明しマイカルテなどで情報開示も行い、患者さんやそのご家族にも、理解して頂けるような診療・医療を目指しています。 御理解と御協力をよろしくお願いします。

治療の流れについて

1. 初診

   初診の方は受け付けに保険証を出したうえで問診表を記入して頂きます。再診の方は診察券と保険証を出して頂きます

2. 問診

   現在の症状、治療に対してのご希望などを、当院の看護師がお伺いします。

3. 検査

   事前にＤｒから検査指示が出ていた方や検査予約が入っていた方。あるいは急な検査が必要の方は十分な説明の後、検査を行います。

4. 診察・治療計画の立案

   医師の診察となります。患者さん了承のうえ、同伴されている家族の方も、一緒に聞くこともできます。ここで診察と共に治療計画を、患者さんと相談
   　　し決定していきます。

5. 治療

   投薬治療・運動食事療法。あるいはホルター型心電計や携帯型心電計による検査など、患者さんの状況に応じて治療をさせて頂きます。

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当院かかりつけに配布しているマイカルテとは

当院にかかりつけの高血圧、心臓病等の慢性疾患の患者さんに「マイカルテ」と名付けた、病名、病状や経過、検査結果、投薬内容等を記載した手帳を１人１册製作し配らさせて頂いております。

このマイカルテには、私がこれまで患者さんの病状をまとめた、『患者サマリー』が記載されています。
これには、主病はもちろん、合併する種々の病気も、その経過や検査結果、治療経過が簡潔に、要領良く、患者さんの病気の全体像が判るように記載されています。
なるべく横文字や専門用語、略号は、患者さんにも分かりやすい平易な日本語の文章に置き換えて記載しました。
こうしておけば、主治医が把握している限りでは有りますが、患者さん自身にご自分の病状を知ってもらい、理解して、病気と戦う意欲が持ち易くなるかと思います。検査結果のみでなく患者さん自身への重要な情報公開と考えます。

マイカルテの中には、毎回のクリニック受診時の血圧等の記入欄が有ります。外来受診時の血圧を毎回当院で記載します。

（自宅血圧は、すぐ欄が一杯になるので別冊でお渡しして、ご自分で記載して頂き、このマイカルテに挟み込んでいただいています。）

高血圧、心臓病、高脂血症、糖尿病、甲状腺疾患などの慢性疾患の方には、半年に1回程度の定期検査（胸部レントゲン写真、心電図検査、空腹時採血検査で貧血、肝臓、腎臓、脂質、糖、などの検査をお勧めしています。
これらの定期検査の結果を一覧表にして記載していきます。

糖尿病や、心房細動などでワーファリン抗凝固療法をしている方には、毎月の受診時の血糖、HBA1C（ヘモグロビンA1C）、トロンボテストなどの結果を一覧にして記入致します。

甲状腺疾患（バセドウ病、橋本病など）で定期的に通院中の方は、時々の甲状腺ホルモンの検査結果を記入します。
甲状腺ホルモンの推移が、一層分かりやすくなります。

さらに心エコーや腹部エコー検査の結果なども、所見を捉えた場面のポラロイド写真などを複写してお渡しします。
マイカルテの透明なポケットに挟んで保管して下さい。

薬局での投薬、処方内容も添付欄が有ります。いわゆる『お薬手帳』としても御利用頂けます。活用して下さい。

このマイカルテは、患者さんが他の病院や、他科の専門医を、紹介状を持たずに急に受診しても、病状や経過の把握に役立つはずです。さらには救急車などに運ばれた際にも大きな効果を発揮します。

また、他院で判明した病気、新たな病状の変化を追加記載していただけると、大切な医療情報の共有化にも繋がります。

今回、開院6ケ月目の現在、当院に定期的通院中の、約1700名の方々に、このマイカルテを御用意させて頂きました。
経過サマリーの　まとめの記載に大変な手間と時間をかけましたが、まだ十分患者さんの把握が仕切れていない点も有ろうかと思います。マイカルテ自体も更に進歩発展させたいと思います。

こうして生まれたこのマイカルテが、今後患者さん方御自身に、そしてまた地域の方々にも、どのようにうまく活用していただけるか楽しみです

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